3.11第1回口頭弁論の報告

2009/03/12 5:28 に 京都弁護団 が投稿
 2009年3月11日午前10時から京都地方裁判所203号法廷で、第1回口頭弁論が開かれました。
 傍聴のため約150名が集まりましたが、法廷は44席のため、多くの方が弁護士会で待機しました。
 また法廷内の12席分の座席を撤去し、8名の方が車イスで傍聴しました。
 弁論では意見陳述を(1)藤井弁護士、(2)原告の父である稲継清秀さん、(3)全国弁護団団長竹下弁護士の順で行いました。
(1)藤井弁護士
 障害者自立支援法の利用者負担が憲法13条、14条、25条、障害者基本法に反していることを述べました。
(2)稲継清秀さん
 これまで原告の学さんを支えるため、家族、親戚、地域のチームワークにより養護学校や共同作業所を作る運動を続けてきたこと、
 学さんにとって、知的障害者通所更生施設「たんぽぽの家」が、生きる糧、生きている証を得られ、命をもらえる場所であること、
 その利用に利用料を出さないといけないということがどうしても納得できないこと、
 などを述べました。
(3)竹下弁護士
 障害者は、障害を悲しんでいるわけではなく、誇りを持って、自らの人生を歩んでいこうとしていること、 
 全国の裁判の原告たちは、障害者自立支援法への強い憤りから本件訴訟に及んだものであり、プライバシーを犠牲にしてまで提訴を決意したこと、
 裁判所は、そうした原告たちの思いを受け止めて、審理に臨んで欲しいこと、
 などを述べました。
 
 続いて、午前11時から京都弁護士会館地下大ホールで、報告集会を行いました。
 傍聴できなかった多くの方のために、原告稲継さんのご両親からあらためて想いを語り、
 さらに、中井弁護士から弁論を報告、全国弁護団の藤岡事務局長から全国の状況について報告がありました。
 そして、第2次原告8名が自己紹介と決意表明をしました。
 続いて、全国弁護団団長の竹下弁護士があいさつし、 会場からも活発な発言を頂きました。
 
次回期日は6月1日午前10時~ 101号法廷(大法廷)です。
 
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