兵庫

第5回弁論期日報告

2010/03/09 23:07 に 兵庫弁護団 が投稿

1 第5回弁論期日
(1) 平成22年3月2日午前10時30分より、神戸地方裁判所101号法廷にて、
第5回弁論期日が開かれました。

(2)期日内容
①原告曽根一恵さんのお母様曽根敬子さんを補佐人として許可
②甲D11及び12号証を提出

③意見陳述
原告曽根一恵さんのお母様曽根敬子さん、原告車谷美枝子さん、原告長野小波さんが意見陳述されました。
これまでのご苦労とともに今後安心して生きていける新しい制度ができることを
心から望んでおられることがひしひしと伝わってきました。
「私たちは、死人ではなく生きています。」という言葉が胸を打ちました。 

(3)ファイナル期日は、平成22年4月15日午後3時半です。
 
2 報告集会
期日終了後、兵庫県弁護士会館で原告、弁護団及び支援団体等が参加して、
第5回弁論期日の報告集会が行われ、
講堂がほぼ満員になる程の方が参加されました。
マスコミ各社も来ておりました。今後の制度策定の動きについても注目して頂きたいです。

本日の弁論期日の報告・今後の予定、原告の方々と弁護団の紹介、
地域生活支援事業に係る兵庫県の市町村別の利用負担額調査の報告等が行われました。
原告の皆さんは一人一人、今の想いを語って下さいました。


3 最後に
本日ご参加くださった皆様、お疲れ様でした。有難うございました。
原告の皆さんは、国と基本合意をしたけれど本当に良い制度ができるのだろうかという
不安なお気持ちを抱いていらっしゃると思います。
まだまだスタートラインに立った所です。
今後ともよろしくお願い致します。
 

以上

第4回弁論期日報告

2009/12/10 23:45 に 兵庫弁護団 が投稿   [ 2009/12/10 23:50 に更新しました ]

1 第4回弁論期日
(1) 平成21年12月4日午前10時30分より、神戸地方裁判所101号法廷にて、
第4回弁論期日が開かれました。

(2)期日内容
第1次・第2次訴訟

原告

 10月7日付け請求の拡張申立書(田中)・陳述
 12月4日付け請求の趣旨変更申立書・陳述
 12月4日付け第4準備書面,第5準備書面 陳述
 第2次訴訟につき,既に写しを提出した書証の原本取調べ


被告

 拡張申立てに対する答弁(答弁留保)
 広島と同じく、
 「自立支援法については、連立政権合意において、「障害者自立支援法」は廃止し、「制度の谷間」がなく、利用者の応能負担を基本とする総合的な制度をつくる。この方針により制度を見直し、訴訟遂行の在り方を検討する。」との答弁がありました。

 請求変更申立てに対する答弁 留保

第3次訴訟

原告
 訴状・訴訟訂正の申立書・陳述

被告
 答弁書・陳述留保

 1、2次訴訟との併合決定がされました。
 第3次訴訟の書証の原本取調べ

裁判所から求釈明(田中さん関係)があり、次回、原処分について書証を提出する予定。

意見陳述

原告山田さんと和田さんが意見陳述されました。
これまでのご苦労、それを乗り越えて来たのに、自立支援法は何をするにも利用料を
徴収し、社会参加を阻んでいることがよく伝わってきました。
自立支援法は、もはや自立「疎害」法としか言えないとの言葉が強く印象に残りました。

最後には、大きな拍手が沸き起こった意見陳述でした。


(3)次回期日は、平成22年3月2日10時30分です。
これまでどおり、原告の主張立証を継続予定です。

 

2.報告集会

報告集会は,期日終了後時間を延長して昼過ぎまでおこなわれました。
集まりが心配されましたが,兵庫県弁護士会館講堂が一杯に
なる程大勢の方が集まってくれました。

福島弁護士による経緯報告,原告・弁護団の紹介に続き,
会場からの質問や意見を募ったところ,各団体や一般市民
(原告のご近所の方など)の方々から力強い応援メッセージが
多数寄せられました。

会場には,サンテレビ・NHKの取材クルーも来ており,その場で
原告に対するインタビューもおこなわれました。サンテレビは,集会後も
原告車谷さん宅で取材をしたいとのことでした。

この訴訟が,社会の関心を集めているということを改めて実感した集会でした。
今後ともよろしくお願いします。


以上

第3回弁論期日報告

2009/08/30 17:51 に 兵庫弁護団 が投稿

1 第3回弁論期日
(1) 平成21年8月28日午前10時30分より、神戸地方裁判所101号法廷にて、
第3回弁論期日が開催されました。
 前回よりも多数の方が傍聴に来られ、抽選に外れてしまった方が20名以上いらっしゃいました。
抽選に外れてしまった方には、弁護士会館でお待ち頂く間に、訴訟に関する学習会を開催しました。

(2) 期日では、前回弁護団が、通訳を要する方への配慮として、立場と名前を名乗った上で
発言するよう被告らに求めたにもかかわらず、被告代理人が対応しなかったので、
今回、再び、障害者権利条約を根拠に、裁判を受ける権利の実質的な保障のために
立場と名前を名乗ってから発言するよう求めました。

それに対して、裁判所は、名前を名乗るかは各人の判断に委ねる、立場は述べるようにとの見解を示しました。
その後は、被告代理人は立場を述べるようになり、裁判所は名前も名乗っていたので、一応の改善は認められました。


(3)前回裁判所より原告被告双方に求められた釈明に対する回答として、原告及び被告の準備書面の陳述が行われました。

(4)次回期日は、12月4日(金)午前10時30分です。
原告は、憲法論、国賠請求に関する主張、請求の趣旨の補正
被告は、本案前の答弁の主張
の予定です。

(5)意見陳述は、餅田俊太さんのお母様、及び今泉勝次さんがなさいました。
餅田さんのお母様は、俊太さんの知的障がい、自傷他傷行為に悩み、苦しみましたが
俊太さんの笑顔に生きる原動力をもらっていること、
親が年を取っていく今後が不安であること、
俊太さんが既に障がいという大きな荷物を抱えているのに、応益負担という荷物を背負わせないでほしいことを
切々と訴えられました。
陳述の間、俊太さんの写真が法廷で映し出されました。

今泉さんは、奥様とともに全盲で、さらに奥様がパーキンソン病を発病されたことをきっかけに原告になられました。
自分は仕事があるけれども、障がい者は仕事ができない人も沢山いるのに、収入の少ない障がい者から
利用料を取るのはおかしい、
社会参加したいというささやかな願いをかなえるのが障害者自立支援法であるべきだと訴えられました。

2 報告集会
期日終了後、兵庫県弁護士会館で原告、弁護団及び支援団体が参加して、
第3回弁論期日の報告集会が行われました。こちらも講堂がほぼ満員になる程の方が
参加されました。

本日の裁判所での手続きの説明、原告の方々、弁護団の自己紹介、支援団体の活動報告等が行われました。


3 最後に
本日ご参加くださった皆様、お疲れ様でした。有難うございました。
餅田さんのお母様の先の事を考えると不安であるという訴え、
今泉さんの仕事をしたくてもできない障がい者の辛さが分かりますか?、社会に参加したいというささやかな
願いをかなえるのが障害者自立支援法であるべきとの訴えは
胸に突き刺さる思いがしました。
報告集会で質問をされた方が、現状に苦しんでいる方のために早くこの訴訟を進めて解決してほしい旨のご発言を
されていたことも重く受け止めなければならないと感じました。
今後ともよろしくお願い致します。

以上

第2回弁論期日報告

2009/08/30 17:45 に 兵庫弁護団 が投稿

1 第2回弁論期日
  平成21年6月26日午前10時30分より、神戸地方裁判所101号法廷にて、第2回弁論期日が開催されました。(当初は5月22日に予定されていたのですが、例の新型インフルエンザ流行により上記日時に変更になりました。)
  暑い中、今回も、実に多数の方々が傍聴に駆けつけて下さったため、抽選が実施されました。

  期日においては、裁判所による釈明、第1次訴訟と第2次訴訟の弁論併合決定、被告らによる答弁書および準備書面の陳述、これに対する、原告の反論準備書面の陳述および意見陳述などがおこなわれました。
  その後、石倉さんのお母さ、と田中さんのお母さんが意見陳述をして下さいました。お二人は、子どもが生まれたときの嬉しさ、我が子が障害を持っていることが分かったときの悩み、日々の生活の中での悩みや喜びそして誇りなどを、ご自分の言葉で、あるときは淡々と、ある時は思いを込めて語って下さいました。傍聴席からは、そこかしこから泣きながら鼻をかんでいるような音が聞こえて来ました。報告者も、思わず目頭が熱くなりましたが、代理人席では泣かないようにしようと決めていたので、何とか耐えました。自立支援法が、当事者や支援者にどのような思いを強いているのか、強く訴えることが出来たと思います。

  次回期日は8月28日、10時30分からになりました。

2 報告集会
  その後、裁判所に隣接する兵庫県弁護士会本館で、原告団、弁護団及び支援団体が参加して、第2回弁論期日の報告集会が行われました。ここでも、およそ●●名の方が参加して下さり、関心の高さがうかがわれました。
  今回の訴訟手続の説明、原告さんの自己紹介、新入団員が増えた弁護団の自己紹介、各支援団体の活動報告、等がおこなわれました。弁護団に対する激励のお言葉等もいただきました。

3 感想など
  参加頂いた方々、ありがとうございました。報告者は、弁護団として本格的に関わらせて頂くようになったのはまだ2か月足らずなのですが、今回の期日に参加して気が引き締まる思いです。10月には第3次訴訟も控えております。今後とも、ご支援ご協力をお願い致します。

兵庫第1回弁論期日の報告

2009/02/19 19:42 に 兵庫弁護団 が投稿

1 第1回弁論期日
  平成21年2月20日午前10時より、神戸地方裁判所101号法廷にて、第1回弁論期日が開催されました。
  傍聴につき、事前に裁判所と打合せしていた内容について認識に違いがあり、また、想定以上の傍聴者がいらしたことから、急遽当 方でくじを作成して抽選をしました。
  何とか傍聴者の入廷を行い、10時から弁論期日が開始されました。
  訴状を陳述した後、竹下団長から訴訟の意義について説明がなされ、引き続き福島より、原告の請求についてパワーポイントを使って説明しました。
  そして、弁論手続を行った後で、原告の吉田淳治さんと吉本春菜さんのお母さんに意見陳述をしていただきました。
  障害を持ったなかでの生活の大変さ、利用者負担による生活の苦労、支援する方の思いなど、当事者の視点で自立支援法の問題点をお話しいただくことができ、傍聴席では涙を流しておられる方もいらっしゃいました。
  意見陳述を含め、40分程度で今日の手続が終わりました。
 
次回は5月22日10時からと決まりました。
次回も2名の原告の方から意見陳述をしていただく予定です。
 
2 報告集会及び発足式
  引き続き、11時より隣接する兵庫県弁護士会本館にて、報道関係者も含め原告団、弁護団及び支援団体が参加して、第1回弁論期日の報告会お呼び障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす兵庫の会の発足式が行われました。
  参加者はおよそ180名程度で、関心及び期待の高さが伝わってくるものでした。
  今後の活動方法や、原告団、弁護団及び支援団体の連携の必要性などについて話し合われ、さらに多くの方に入会してもらい訴訟のために支援していくことが確認されました。
 
3 最後に
  本日ご参加頂いた方々、お疲れ様でした。多くの方が参加されているのを見て、気持ちを引き締めなおしました。
  これまで弁護団と原告団、支援団体での連携が不十分だったところがありましたので、今後、弁護団としては、弁護団の拡充と共に、それぞれ窓口を決めて密に連絡を取り合えるような体制を作っていきたいと考えております。
 
 

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