1 第4回弁論期日
(1) 平成21年12月4日午前10時30分より、神戸地方裁判所101号法廷にて、 第4回弁論期日が開かれました。 (2)期日内容 ①第1次・第2次訴訟 原告 10月7日付け請求の拡張申立書(田中)・陳述 12月4日付け請求の趣旨変更申立書・陳述 12月4日付け第4準備書面,第5準備書面 陳述 第2次訴訟につき,既に写しを提出した書証の原本取調べ 被告 拡張申立てに対する答弁(答弁留保) 広島と同じく、 「自立支援法については、連立政権合意において、「障害者自立支援法」は廃止し、「制度の谷間」がなく、利用者の応能負担を基本とする総合的な制度をつくる。この方針により制度を見直し、訴訟遂行の在り方を検討する。」との答弁がありました。 請求変更申立てに対する答弁 留保 ②第3次訴訟 原告 訴状・訴訟訂正の申立書・陳述 被告 答弁書・陳述留保 1、2次訴訟との併合決定がされました。 第3次訴訟の書証の原本取調べ 裁判所から求釈明(田中さん関係)があり、次回、原処分について書証を提出する予定。 ③意見陳述 原告山田さんと和田さんが意見陳述されました。 これまでのご苦労、それを乗り越えて来たのに、自立支援法は何をするにも利用料を 徴収し、社会参加を阻んでいることがよく伝わってきました。 自立支援法は、もはや自立「疎害」法としか言えないとの言葉が強く印象に残りました。 最後には、大きな拍手が沸き起こった意見陳述でした。 (3)次回期日は、平成22年3月2日10時30分です。 これまでどおり、原告の主張立証を継続予定です。 2.報告集会 報告集会は,期日終了後時間を延長して昼過ぎまでおこなわれました。 |
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